病弱引きこもりがオーシャンビューマンションに引っ越して感じた変化

こんにちは~メイコです

実は、先週お引越しをしたメイコです。

ご存じない方もいるかもしれませんが
わたしはパニック障害という面倒くさい病気で

外に出歩くと、何でもない瞬間で
突然具合が悪くなってしまうんです。

症状は色々あるけど
カンタンに言うと、重度の貧血みたいな。

めっちゃ長時間お風呂入ってて
のぼせて出てきてクラクラ~ってする
アレの重度のやつみたいな

そういう感じです。

で、これってシンプルに
いつどこで、どんなタイミングで来るかも
ナゾなので

レジで並んでる時にも起こるし
本屋さんで立ち読みしてても起こるし
友達とカフェ行ってても起こるんです

でも、止める方法はない。

10分程度で収まる人もいれば
メイコのようにその場から
どこか静かで横になれるような場所に行かないと
全く収まらない人も居ます。(これは稀なケースだけど)

外に出るのが怖くなるので
どうしても引きこもりになるものなんですよね。

「また発作が起きたらどうしよう」

と思わせるのが
この病気のいっちばんやっかいなところで

この恐怖心から出歩けなくなり
メイコは実に10年という歳月の間

ずっとずっと家に引きこもっていたわけなのです。

 

前置きが長くなりましたが

「じゃあ、何で引っ越して一人暮らしできるのさ?」

というギモンが出てくるんですが
これはもうシンプルに

「ウーバーイーツさんさえ居れば生きていける!!!!」

というおバカさんな考えを持ったからです。笑

あと、真面目な話をすると

この病気の治療法って

1.薬を飲む(治療ではなく対処)
2.行動認知療法(めっちゃ外に出る)

この2つなんです

1.薬を飲むのはもう、毎日絶対必須なので
毎日欠かさず、お薬飲んでます。

そして、お外へ出る時には
『めっちゃリラックス・スールー』な薬を
頓服として飲んでお出かけしてます。

例え、5分先にあるコンビニに行くためでも
この薬を飲まないと心臓バクバクの動悸ギャンギャンなので。

そして

2.行動認知療法

これをしないと、基本的に病状は良くならないと言われてます。
薬だけじゃなんともならん、と。

なので
『バンバン外に出て、刺激を浴びまくって、慣れろ。」
という、なんとも荒療治な治療法です 笑

実は、コロナ以前の2000年にも
この行動認知をするために

わたしの第二の故郷でもある大好きな
福岡リハビリの旅へ月1で行ったりもしていました。

当時の生徒さんも、それに合わせて旅行へ来てくれたり
現地の頼もしい仲良しフレンズがいるお陰で
かなりうまく行ってました。

が、そこへコロナですよ。

またまた引きこもり生活へ逆戻りです。

 

今回、引っ越しを決めた大きな理由は
「あ、わたしこのままだと実家で50歳になるわ・・・」
という未来が見えたから。

これは、さすがにマズイ。

オカンにご飯を作ってもらって
パンツを洗ってもらうような生活ですよ。

普通に、超カッコ悪いなと。

そして、いろんな不動産物件を
ネットで見漁っているところで
この物件に出会ったというわけです。
(オーシャンビュー + ペット可)

これはもう、運命だわ~!と思いましたね

こんな素敵な最高のロケーションで仕事できるなんて
住むしかないやん!!と。

これまで、短大時代から4~5年ほどは
一人暮らしの経験がありましたが

5万円くらいのアパートで1Kとか1Rとか
玄関開けたらすぐ洗濯機と流し
みたいな部屋しか知らなかったので

オートロック!?
エレベーター!?
管理人さん!?
曜日関係なくゴミ出しOK!?
玄関広っろ!
部屋広っろ!!
ベランダ広っろ!!

もう、庶民がレベチなところへ来て
キャーキャー!って恥ずかしいくらいはしゃぐ

いろいろと、面倒くさい作業はたくさんありましたが
やっとこさ引っ越し完了した次第でした。

YOUTUBEでローランドのチャンネルを見ていたせいで
「家具は良い物だけを置くんや!」と
すべての家具を家においてきたので

数日間は、ペッタンコの座布団みたいなので
硬い床に寝ることになりました。

ソファもテーブルもないので
床にダンボールでご飯を食べるという

「なんだこれは、夢と現実の振れ幅すごいな・・・」
と思いながら生活しております 笑

 

そして、チャリンコも買ったので
近くのコンビニまでチャリチャリしてみたり

明け方にベランダからお散歩してる人を見かけたので
さっそく真似して(どんな格好したらいいかも分からん)
海沿いを歩いてみたりして

「なるほど、これが普通の人の生活なのか~」と

久しぶり過ぎる普通の人生を歩き始めています。

ビジネスでも同じですが
『何もしなくてもどうにかなる状況』って
自分が動く必要性がないから全く動けないんですよね。

わたしも実家にいる時は
母の買い物に付き添ってでも外に出ればいいのに
「仕事が忙しい」とか言ってリハビリしなかったし

やろうと思えば
お散歩にだって行けるのに
「坂道が多いから」とか理由をつけて出なくなる。

でもココへ引っ越してきてからは
何でも自主的に「これしてみよう!これしなくちゃ!」と
これまでの同じ人間とは思えないほど
めちゃくちゃ動き回る人になりました。

・早朝からクイックルワイパーかけたり
・着替えてお散歩コースで日の出を浴びたり
・コンビニ食も食器に移してから食べてみたり
・洗面台を使ったら1滴も残さず拭き取ったり

実家じゃなにひとつやらなかった事を
シャキシャキと動き回って
しかも、やってて楽しいし嬉しくなってくる

「後でいいや」
「面倒くさいからいいや」
「疲れたから今度」

仕事以外では本当にこんな人間で
まさにオンラインでしか生きてない人生だった日々が

やっと、オフラインの現実に向き合って
自分を大事に生活できるようになってきました。

ネットだけでメイコを見ていると
「いいなあ、羨ましいなあ」と思われているかもしれませんが

現実世界でのメイコは
本当にダメダメ人間だったわけなんです、実は。

 

今回、引っ越しを決断してから
『環境は人生と性格を変える』というのを
思いっきり今、体感しているところです。

ビジネスに置き換えても全く同じことが言えます。

「後でいいや」
「今日はもう眠いから明日にしよう」
「めんどうくさいな」
「もう疲れたな」

こう思ってしまう『環境』を
どうにか変えることで、思いっきり
自分の中に眠っているチカラを
グイグイに引っ張り出せるようになります。

よく「作業しにMac持ってカフェ行く」とか聞きますが

以前のわたしは
「な~にをカッコつけとるんじゃ ハッハッハ」と
ちょっと思ってるフシがあったんですが

ああいうのも環境をリセットするので
めっちゃくちゃ有効な手段なんだなと今ならわかります。

家でダラダラしちゃうなら
そうしない環境に無理にでもねじ込んで変えていく。

カッコいい電気スタンド買うとかでも
結構、効果あるんじゃないかと思います。

そこで作業する、カッコ良い自分を自分に見せる
(自分はこの環境が似合う人生になるんだ)と
無意識下に自分に信じ込ませていく、みたいな感じですかね。

安いもので周りを固めるんじゃなくて
たった1つでもいいから、ちょっとだけ頑張った物を買って
毎日それを見ながら作業する

わたしは、4000円のゴミ箱を買った時に

(うおおお~ゴミ箱に
4000円もおお使ってしもうた~~~ギャー)

と、内心思いながら
横目でチラチラ眺めては

「はぁ~カッコよ」と、励まされたりしてました。
(※カッコ良い)

同じく、3000円のティッシュケースを買ったときも

(ティッシュケースに3000円てーーーーー!!!
100均でもありますがなーーー!!)

と、内心思うことはありつつも
横目でチラチラ眺めては

「うわ~なんだこれは、カッコよ」と
やっぱり最高の物からやる気をもらってました。

 

環境って言うと
その場所全体を変えなくちゃいけないイメージですが

わたしのような引きこもりにそれは無理なので
その場合は、身の回りで使う小物や雑貨、家電や家具など
ちょっと頑張る値段のものを意識してみる感じです。

そうすると
チラリと目の端に映るたびに

ニヤニヤしてその生活に満たされている自分を想像する

こういうの、よくビジネス書とかにも書いてますが
(叶えたい夢を紙に書くとか)

「は~ん、そんなんで叶うもんかねえ~」と
あんまり真面目に捉えてませんでしたが

今なら、超わかります。効果は絶大です。

あの、効果があるのは心の面でだけなので
実際に作業しないと1ミリも変わりはしないので
そこだけは注意です。

やる気メーターが減ってきた時に
それ見てチャージするみたいな感じで。

 

では、そろそろ両親が来るので
チャリンコで運べないモロモロを買いに行ってまいります!

ぜひ、メイコと一緒に夢を現実へ!
ジャンジャカと叶えてまいりましょう~!!

ではまた

メイコより

https://twitter.com/30_shiro