部員からのQ&A「ハンドメイド中級者が上級者になるためには?」
Q&Aにお返事コーナー
部員からもらった質問にお答えするよ~
ということでさっそくお返事します(●´ω`●)
Q.中級者から上級者になるには、どんなスキルが必要なのでしょうか?
まずは初心者と中級者の違いだけれど
- 作品が安定して売れるようになってきた
- リピーターが付くようになってきた
- 忙しいと感じるようになってきた
この辺を実感できたら立派な中級者さん
ここからさらに上を目指すにはどうしたらいい?
という質問なのでお答えします
A.作りたいものだけをとことん作って売るための舵切りスキルが必要
これは言葉にするととても難しいけれど
たとえば、「オーダーが入ったら嬉しい」と思うレベルは
初心者と中級者の中間地点
部員の中級者たちのほとんどが
オーダーがうれしく感じられなくなった=好きなモノを作る時間がなくなってきた
と感じているよ。
初心者の場合は、オーダーが入るようになったら嬉しいよね?
自分の作品が認められたんだ!ってすっごく嬉しくなる。
これが中級者の感覚になると
お客さんの期待に応えたい!と思っていた段階から
もっと自分の作品の可能性を引き出したい!って思うように変化したってこと。
- 作品のレベルをもっともっと追求したい
- そのためのお客さんやファンがきちんとついてきてくれる自信がある
- 作品の値段を上げる覚悟がある
- ファンを置いてけぼりにしない覚悟がある
- 現状(の値段)から引き上げても大丈夫だという確信がある
この辺の自分の置かれている環境から一歩踏み出しても大丈夫だと確信がもてる
そして思い切って舵を切るという行動が起こせたら上級者。
ということになるよ。
ちょっと難しいけれどこれがカオの見解。
レベルアップのための必要なスキルは人それぞれ。
お客さんやファンに対してなにを第一とするかが人それぞれなようにね。
舵を切る、現状を見る、タイミングを図る
上級に上がるにはスキルそのものが必要というよりも
舵を切る勇気とタイミング、そして現状をしっかり見定める目が必要。
たとえば、失敗例を考えてみるとわかりやすいよ
お客さんやファンが、値上げに付いていけずに
「ああ、どうしよう欲しいけれど悩むな~」という気持ちでいるのに
「よし!付いてきてくれてる!大丈夫だ!」と判断しちゃう
そしてもっともっと舵切りのタイミングを見誤っちゃうということ。
作家の行動
- 作品の値上げ
- オーダーの廃止
- 作りたいものだけを作る
- 作るけど売れない状況へ
ファンの心理
- 値上げへの迷い、困惑
- そろそろオーダーしたかったのに
- 作家から離れる
- 見るけど買わない状況へ
ファンありき、お客さんありきの世界で
自分のチカラを過信して突っ走っちゃうと
上級どころか中級者の最初へ逆戻り。
こうなると、また新たなファンを獲得したり
値上げした作品のその後の対応などを考えなくちゃいけなくなる。
すごーーくむずかしいことを言っているけれど
簡単にいえば「空気を読む」ってことに近い感覚だよ。
そして専門的なコトバをあえて選ぶのであれば
これがマーケティングっていうこと。
つまり、中級者から上級者への道のりは
マーケティングスキルが必要ってことになるね。
マーケティングを学んで自分の作家人生を操作する
大好きなアニメ、マンガ、その作者
大好きなバンド、アイドル、そのスタッフ
売れてないアニメのグッズを出しても外れるように
ファンが望んでないバンドの方向性を変更するように
あなた自信が自分をプロデュースしていくこと。
そして成功へ導く事こそが
上級者への仲間入りということになるよ。
なんとなく、分かってもらえたかな?
部員からのQ&Aをみんなで共有しよう
部室ではこんなかんじでカオへの質問を大募集してるので
部員は「これはチャンス!」と思って
めいっぱいカオに質問をぶつけてきてね~(´∀`*)ウフフ
第一回目からレベルの高い質問が来ちゃって
ちょっぴり焦ったカオなのでした(笑)
初心者さんのささいなギモンでも大歓迎
まだ部員になってない場合は
ココから部室のことをチラッと覗いてみてね~
では次回の質問もたのしみにしてまーす
カオでした m(_ _)m ぺこ~り