ハンドメイドのクレームで対応すべきものと無視するべきものの違いはどこ?
またまた本日も部員からのQ&Aにお応えします。
スルーしてもいいクレームと、
スルーすべきではないクレームの違いは何でしょう……!?
ハンドメイド作家活動をしていると
来てほしくないのがクレーム。
だけどクレームとひとことで言っても
「いいクレーム」と「ただのクレーム」の
2種類に分けられるよ。
今日はその違いについてお話します。
★どこかで聞いたハッピークレーム
クレームって言うと
「嫌なもの、胃が痛くなるもの」ってイメージしてしまうけど
カオがどこかで読んだ話は
そもそも「クレーム」という言い方を「ハッピー」に変えようって話。
なんでクレーム=ハッピーなのか?っていうと
意見をくれる人は本当に作品や作家のことを考えて考えて
わざわざ時間を割いてメールをくれたっていうことだからね。
- 怒っているにしろ
- 悲観的になっているにしろ
- プラスの作用であっても
- マイナスの作用であっても
自分のために時間をわざわざかけて
訴えたいことがあった、っていうこと。
それをふまえて考えてみよう♪~(´ε` )
★受け止めるべきハッピークレーム
じゃあまずはハッピーの方から。
たとえば
○○は△△なのですごく嫌な気持ちになりました。
せっかく××だったのに!
っていうご意見を頂いた場合。
これはまず「相手が結局何を言いたいのか」を汲み取ることが大事。
硬い文章の場合は
「○○は△△だったからXXがよかったー」
って崩して自分なりの解釈にもっていく。
○○よりXXがよかった
理由は△△だから。
相手の負の感情を抜いて文章を読み返した時
「ああ、なるほどね」と思う部分があれば
それはハッピークレームになるよ。
改善する場合、しない場合どちらにしろ
自分が考えもしなかった意見がもらえたということは
とってもありがたいことだからね。
★ただのクレームの場合
それに比べて無視してもいいクレームは
ただの言いがかり。
「作品が下手だ」と言われても
それは「ごめんね」としか言いようがないよね。
「○○しない方がいいですよ」
という漠然とした発言もあったりする。
なぜ?の部分がすっぽぬけていて
これでは相手の気持ちを汲み取りようがないよね。
この場合は分かんないんだからスルーするしかない。
具体的なクレームがあったら
部員は部室のトラブルお助けルーム(;´Д`)を利用してね。
★カオの場合はブチ切れて変化した。
普段はのほほ~んとしているカオだけれども
一度クレームというかご意見をもらった時に
思わずブチ切れてしまったことがあるよ。
それは作家活動中じゃなくて
今現在、こうしてサポートに回った時のはなし。
「迷走してますね」って言われちゃったんだよね。
あれもコレも手を出して何がしたいのか分からない、と。
「わたしの何がわかるんだ!!」って
ものすごーーーく怒って頭にきて泣いたんだけど(笑)
冷静になった時どうして頭にきたんだろう?って考えてみたら
「あたっている部分が多かった」から。
つまり図星だったから怒りしか発散方法がなかった。
だって自分で筋を通してやっているのであれば
そんな意見ポイと捨ててしまえるからね。
でも、そうはならなかった。
じゃあどうすればそんな事を言われずに済むんだろう?
って切り替えて考えて分析してみたら
自分のやりたいことを徹底して追求する
っていうことに行き着いたよ。
今までは、
- のんびり作品を作りたい作家さん
- どこまでも制作活動に突っ走る作家さん
- 趣味の範囲でいいや、って気持ちの作家さん
- 売りたい、ひたすら売りたいだけの作家さん
どんな作家さんでも受け入れようって思ってた。
だからそれをポイっと捨てちゃって
今必死になって作品作りをしている作家さんで
想いが強いのに販売方法が分からない人だけに教えていこう。
って決めた。
だから部室に来てくれる部員には
めいっぱい愛情をモリモリ注いているし
- 頑張りたい!でも、その方法がわからない!
- 発言したい!でも、勇気が出ない
- 聞きたい!でも、聞いていいのか分からない
って悩んでいる部員がどうすればもっと使いやすくなるだろう?
どうすれば部室はもっと持ち上がるだろう?
伝わるだろう?
って考えるようになった。
★本当は感謝した方がいい。でもしなくてもいい。
こんな考え方にしてくれたご意見について
本当は感謝した方がいい。
ここまで導いてくれたんだからね。
結果的にカオは自分のやりたい事を見つめなおすことができた。
だから、悔しい思いもありつつ
「ご意見には」感謝しているよ。
でも、ご意見に対して
「そんな言い方しなくてもいいじゃない」
っていう本音もあるよね。だって人間だもの(笑)
だから、ご意見には感謝しつつ
できないのであれば
その発した本人には感謝しなくてもいい。
(本当はした方がいいけれどね。)
大事なのは意見を受け入れてみるっていう勇気。
ひとつひとつを受け取るのはとっても重たくて大変。
だからそんなときは・・・
(´・∀・`)ヘー なるほどね~
って軽い気持ちに切り替えてしまえば
少しは気持ちもラクになるよ。
全てのご意見を熱心に100%の気持ちで対応していたら
とてもじゃないけど心がもたないからね。
ご意見をもらってしまったら
ご意見キタ━(゚∀゚)━! ってくらいの気持ちで
ちょっと気をラクにした方がいい。
★真面目なご意見には誠実に対応すること
もちろん、真面目なご意見だったらきちんと対応してね。
購入してくれたお客様からのご意見ならなおさら大事に誠実に。
ごめんなさい、が必要だったら
1秒でも早くごめんなさいのメールを書いてお返事すること。
お客様とのトラブルはこちらを参照のこと
自分にとって価値のあるご意見と、ただの言いがかりクレーム
判断しにくい場合は部室の
経験豊富な先輩作家がアドバイスしてくれるからね(●´ω`●)
たのしくハンドメイドを続けるためにも
クレームやご意見はプラスへ変換して
自分にとって1ミリでもプラスになるように取り入れていこう!