ヒルナンデスに出た江戸和雑貨神田ちょん子さんのミニチュア作品と職人魂
お昼ごはんを食べながらテレビ見てたら
ヒルナンデス!でちょうど
「東京ど真ん中裏道散歩 東京駅から御茶ノ水駅まで!小倉優子&菊地亜美参戦!」
っていうコーナーやってた。
なんとな~く見てたら
江戸小物屋さんの神田ちょん子っていう
和物雑貨屋さんお店が出てきてね~
おっ!!と思ったのでご紹介
★和雑貨のミニチュアのお料理サンプルピンバッジ
ご夫婦2人ではじめたお店なんだけども
おふたりとも手作り大好きで
お店を始めたらしいのですよ~。
そして目を引いたのが
ミニチュアのお料理サンプル
(あれなんて言うんだっけ??(; ・`д・´))
あったかいお蕎麦の上に天ぷらが乗ってたり~
おうどんの隣にはお漬物までついてたり~
お箸袋にもちっちゃく文字が入ってて
す~~~ごく細かいの!
本物みたいなんだけど
全部指先くらいにチッコイ。
しかもピンバッチだから
日常生活のオシャレに使えちゃう。
ほんで作品のレベルもめちゃくちゃ高い。
販売価格にも妥協しない。
HPあった!
神田ちょん子(江戸小物)
http://kandachonko.main.jp
★つるの剛士さんの「いや、安いですよ」に感激
小さなミニチュアが1つ2900円で
普通の人からしたら「高い」って感覚だよね。
さらに奥さんが作っている
今では非売品になった
ミニチュアサイズのお店
(可愛いしすごく細かくて丁寧だから
是非ブログを見て欲しいな~
http://kandachonko.main.jp)
これはいっぱいあったのがドンドン売れちゃって
今では非売品にして楽しんでもらう用なんだけど
販売してた価格は3~5万円
ここでね、つるの剛士さんが
「いや~それでもお安いですよね!」って
ポツとひとこと言った時の
このご夫婦がそろって
「ありがとうございます!!」
って深々とおじぎしてたのがすごく印象的だった~。
やっぱりこういうハンドメイドは
どうしたって高くなっちゃう。
- 愛情込めれば込めるほど
- お客さんに人気があればあるほど
- 量産できなければ出来ないほど
販売価格は高くなっちゃって当然。
そうじゃないととてもじゃないけれど
作品を作り続けるモチベーションも上がらないし
次を作ろう!っていう意欲にもならない。
ハンドメイドというと
なぜがか理解してもらいにくいけれど
職人がひとつひとつ手作り
っていう言い方をすれば
なぜか「ああ、なるほどだから高いんだな」って
分かってもらえる。
ハンドメイド作家も
ハンドメイド職人って言いかえれば
世間の理解は得られるようになるのかな~??
★年齢層とお店のイメージ、そしてなによりお人柄
この神田ちょん子さんのお店を見てると
和物、江戸を好む人をターゲットにしていて
さらにお店のイメージもしっかり確立されてる。
江戸和物でさらに質の良い物を揃えているから
来てくれるお客さんもそれなりの層だろうし
そうした方がお二人の人柄に惚れて
また何度も足を運ぶんだろうな~
ってちょっとマーケティング視点でみてた。
こだわりを持って
質が良いものを作るからこそ
そこを重視したお客さんだけに理解してもらえたらいい。
っていう気持ちがすごく大事だよね。
ただし、ここまでの道のりはとっても大変だと思うし
それなりの情熱がないとここまでブレずに続けられない。
どうしたって「売れるもの」に目が行きがちだし
「売れるものを作りたい」って気持ちになっちゃう。
でもどんなものが売れるものかどうかなんて
そもそも順番が間違ってるんだよね。
ファンを作ることで
あなたの作品だからこそ欲しくなる。
売れるもの→作る じゃなくて
作りたい→売れるようになる
っていう方向になるものだから
たとえ隣りの作家さんが作るものを
真似して販売してみたところで
同じように売れるなんていうことはないんだよっていうこと。
ハンドメイドは作品を通して
作家自身が見られているのと一緒。
だからいつまでも追求し続けて
最高のものを作り続ける努力をしなくちゃいけない。
このヒルナンデス!に出てた
神田ちょん子さんご夫婦みたいに
歳を重ねてもずーっと一緒に手作りができて
ファンがいてくれるって幸せだな~
って思いながらご飯モグモグしてましたとさ。
カオ