こんにちは、メイコです。
情熱大陸って面白いですよね
先日、大好きなパフュームの振り付けのMIKIKO先生が
情熱大陸で取り上げられていました。
仕事をバリバリこなすカッコイイMIKIKO先生。
常にプロ意識が高くて、妥協しない、ギリギリまで悩む
そして決断したら後悔はしない。
こんなカッコイイ人の背中を見ていれば
そりゃパフュームの3人もストイックになるはずだよな~
かっこいい人の背中を見るって
人生そのものを変えられるほどのパワーがあるなぁ・・・と
もう4回も録画を見直しながら
MIKIKO先生にパワーを貰っていました。
学生の頃は先生や先輩に憧れることはあっても
社会に出るとこういう
「憧れるほどカッコイイ大人」には
なかなか出会えないですよね。
愚痴を言いながら仕事をダラダラやってたり
できない仕事を部下に押し付けてきたり
明らかに不機嫌そうに嫌々仕事をこなしたり。
プロの世界とそうでない世界には
根本的に『やり甲斐や生きがい』と言ったものが
大きく欠けている事に気づきます。
- 背中を見て追いかけたくなる人
- この人みたいに生きたい!と思える人
- ずっとこの人についていくぞと思える人
- 自分に厳しくても結果を出し続ける人
- 生き様がカッコイイと思える人
- プライドの意味を履き違えていない人
メイコは一瞬だけ映画業界で
裏方の仕事をしていたことがありました。
映画のエンドロールに名前が載ったこともあります。
軽いつもりで面接に行くとすぐに現場に放り出され
男も女もない実力世界がそこにありました。
そこはまさに『プロ』の集団でした。
ひとりひとりが、同時進行でいろんな仕事をこなす中で
ぶつかりながらも1つの作品のために団結する。
- 妥協しない
- 最高の物を一人一人が仕上げてくる
- 自分の仕事と腕にプライドと責任がある
- 無責任なことは言わない
- 他人任せに絶対しない
- 変更があっても素早く対応する
東映スタジオに一歩足を踏み入れると
自分の仕事に一切妥協しない人たちがわんさかと集結して
目の前で本物の仕事を体感する日々でした。
仕事振りが評価されると次の現場へ繋がる世界で
仕事の1本1本が生命線とも言える大事な場所。
そこでメイコは最高にカッコイイ人達に囲まれて
生まれて初めて『天職』と言える職場だと感じました。
メイコの居た現場は
いわゆる美術、造形と言った仕事をする人たちで
どうすれば良くなるか
この一点に全員が集中して
汚れた作業着のまま食事をしながらとにかく
最高の仕事をするために全員が意識を高く高く持っている。
ほんの少しの時期しか居れなかったけど
メイコはココで
最高にカッコイイ人たちの背中をいっぱい見てきました。
- 女でも関係なく屈強なオジさんの中で作業する人
- 普段厳しい人がタバコ休憩で見せてくれる笑顔
- 失敗したら次はないと思わせる現場の空気
- ジュースじゃんけんで負けてくれた先輩
- 自分からテキパキと動いてサポートする下っ端
- ミスを素早くリカバーしてくれる知らない人
早くわたしも、先輩たちのように
使いこなした道具にしたくてわざと汚したり 笑
チーム名の入ったジャージを貰った時は
とにかく嬉しくて嬉しくて
他のチームの人とすれ違う時も
ウチのが一番、カッコイイ!「ドヤッ!」と思いながら
現場をウロウロしてました。
情熱大陸を見ながら
この映画業界の世界を思い出してました。
華やかな舞台の裏側には
こうした最高の仕事を追求する人たちがワンサカと居て
どんなに忙しくても、眠たくても、身体がしんどくても
毎日がキラキラ輝いていたし、カッコ良かった。
元々、モノヅクリの方向へ進みたかったので
短大もデザインではなくて美術へ進みたかった。
でも当時の先生に
「メシが食えないからデザインへ行け」と言われて
渋々進路を変えたのでした。
デザインを学んだお陰で、パソコンにも詳しくなれたけれど
結局、わたしはコッチじゃなくて
美術がしたかった。モノヅクリがしたかった。
それがずっとずっと、心に引っかかっていて
この年になってもまだ未練が残っています。
でも病気になってしまって
もう現場では使い物にはならない。
テレビを通して舞台裏を見るたびに
「ああ、あの世界は美しいなぁ」と思う日々です。
何より人がキラキラしてる。
きっと身近な大工さんの世界もそうだと思います。
自分の手で、体で、表現で生み出す世界
なにか、ものを作り上げる世界って
わたしにはとにかく、カッコよくてキラキラに見える。
- 技術を上げたい、とか
- もっと上手くなりたい、とか
- 先輩みたいになりたい
- もっと良いものを作り出せるはずだ
- 次はまだまだ面白いものができるはずだ
- 自分の可能性をまだまだ引き出せるはずだ
もっともっともっと!!!
そう思える世界って最高ですよね。
今の社会では、個人はただ集団の一部で
輪を乱すと邪魔者扱いされかねません。
「こうすればもっとお客様に喜んでもらえるはず」
「もっとこうしてみたら仕事の効率アップになるかも」
と思ってやっていることでも
上から「余計な事をするな」と言われればそれまで。
いくら自分が頑張ってもお給料は変わらず
誰から褒められるわけでもなく
自分の利益は会社の利益と変わる。
個人の可能性を押しつぶして黙らせて
言われた事をただやらせるだけの仕事。
そこにやり甲斐を持てと言われても無理です。
会社は企業は、自分勝手ですよね。
もっと仕事に打ち込めと言う一方で
可能性は見出してもらえず、個人は集団の一部。
個人の輝ける場所がないのに
仕事にプロ意識なんて生まれるはずがないです。
メイコがいろんな仕事、バイトをやってきて
「うわぁ・・・効率悪すぎ・・・」と思ったことって
めちゃくちゃいっぱいありました。
それでも文句も言わず、提案もしない。
自分のメリットにならないですからね。
1時間でどれだけ作業が進んでも遅くても
時給は変わらないなら無意味だと考えてました。
一度、笑ってしまったのは
同じ作業をしている時に上司がニヤけながら
「俺はこの一覧表見てやったから早かったゼ~!」
みたいに自慢してきた時です。
仕事の効率よりも
新人より仕事を早く終わらせる方を優先させて
ただただ、優越感に浸っていたい。
ほんとバカみたいだと思いました。
同じ仕事をしている仲間という意識がなく
「俺が先に終わらせてやる」
「俺の方が仕事ができると思わせてやる」
って無意味ですよね。
仕事の活性化に繋がるならまだしも
やる気をどんどん削いでいるだけなんです。
今、自分ひとりでお金を稼ぐ立場になって
会社やバイト時代に感じていた『無意味だな』と思うものが
すべて無くなっていることに気づきます。
そしてどんどん、プロ意識が戻ってきている感じです。
- この言い回しのほうが伝わりやすいか、とか
- この資料は図を入れた方がいいな、とか
- 次はもう少し早いタイミングでメルマガを書くか、とか
- この質問が多いって事はこれが足りないな、とか
久しく忘れていた『仕事が楽しい』という感情を
最近はますます実感できるようになっています。
そして次へつなげるために
どんどん勉強して知識を増やし続けていく。
それがまるごと、自分の人生のためになる。
頑張れば頑張るほど、どんどん結果が出るので
労力がそのまま『やり甲斐』へと直結しています。
こういう生き方ができるのも
ネットが普及してくれたお陰です。
ネットがなければ家に引きこもりながら
お金を作り出すなんてできなかっただろうし
病気だから、才能がないから、頭が悪いからと
自分の可能性にどんどん蓋をしたまま
どうすれば良いのか分からないまま
病気でも歯を食いしばって
またバイトを探していたと思います。
人から囲まれる華やかな仕事ではないし
お家でパソコンと相手をしながらの
地味な作業かもしれないけれど
こんなのんびりと平穏な日々を送りながら
時間の余裕をどんどん作り出して
また夢を追いかけたくなる人生を歩めるって幸せです。
もし、今の人生に仕事に職場に疑問があるなら
まずはネットの世界で可能性を感じてみてください。
やり甲斐を見つけられると人生変わります。
キラキラ輝く人を追いかけていると
自分もどんどん輝けるようになります。
職業が違っても
「自分もこの人みたいにカッコよく生きる!」
って思えることって素敵ですよね。
メイコの場合はMIKIKO先生でありパフュームです。
どこまで妥協せずに頑張れるかは分かりませんが
こうした人が1人でもいると
間違っても人を不幸にする道へは落ちないです。
カッコイイ人、見つけていきたいですね。