2017年現在、カオ多忙のため 個別のお問い合わせ、ご質問、ご相談にはお返事できません。
ブログの更新も停止しております。 情報も古くなっている可能性大です。 どうぞよろしくお願いいたします。 カオ
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あなたのファンが選ぶのは「作品の大きな進歩」より「ほんの小さな気配り」

こんばんは!
ようやく部活名が決まって
一安心の部長、カオです。

「今日はどんなことを書こうかな~?」

っていろいろ悩んでいたんだけど
ひさびさに作品そのものについて
ちょっと思うことがあったのでお話するね。

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売られているパーツにひと工夫するだけでお客さんの満足度が上がる

ハンドメイドを作っていた時
市販で売られているものを
そのまま作品につけて使っていたんだけど…

たとえば
消しゴムはんこの場合は
「木の持ち手」とかね。

売られているそのまんまの
四角い木に、はんこをくっつけて
そのまま販売してた。

はんこの持ち手用に売られているもの
じゃないから、表面はデコボコだし
手触りも全然良くなかったわけ。

でも、最初は「持ち手を付けた」ってことが
嬉しくて特に何も考えずに
そのまま販売してたんだよね。

 

で、ある時に
ふと、持ち手付きのはんこを
自分で使ってみた時に

「あれ?これって
ちょっと削ったら持ちやすくなるなぁ」

ってことに気付いたことがあって
試しにヤスリで角を丸く削ってみたら
圧倒的に持ちやすくなった。

「あ、これでお客さんも押しやすくなる~!」

ってちょっと嬉しくなったんだよね。

これがカオの
最初に気づいたポイントだったんだけど

市販のものを、ほんの少し
工夫して使ってあげると

驚くほどいいものに
生まれ変わるものが多い。

こういうトコロにひと工夫

小さな部分で気づかないところって
他にもいっぱいあるんだよね。

たとえば、

この間ハンドメイドイベントで買った

レジンのしおり。

金属製のしおりで本に引っ掛けるタイプ。
すごく可愛い❤(ӦvӦ。)って一目惚れして
気に入ったから買ったんだけど

レジンの中に閉じ込められている
チャーム(パーツ)がね

よく見ると、ペンチで切ったままの状態
だったんだよね。

分かりにくいから絵で描くとこんな感じ

20150417_215307

↑↑こんなふうに、あともうひと工夫して

ヤスリでバリ(トゲトゲしてるトコ)の部分を
削ってあげたらいいのにな~って思ったのよ。

せっかく可愛いチャーム使ってるのにな~って。

セッティングの土台の部分もそうで
一箇所ちょっとバリが出てる。

これもチョチョイとヤスれば
目立たなくなって、

作品のレベルもグッと上がる。

で、実際に使ってみて気付いたことが

  • 金属の独特の汚れ
  • ニオイが結構キツイ

これはラッピング前にティッシュで
ゴシゴシしてあげれば
本も汚れ無くて済んだのにな~って。

ニオイも最初は結構キツかったから
しおりを持つたびに手にニオイもついちゃって

 

「あ~これじゃ
本を読むどころじゃないよ(`;ω;´)」

 

って結構ショックだったんだよね~。

ティッシュでゴシゴシして
何日か置いてたら無事に
無臭になってくれて一安心だったんだけど。

 

あ、別にケチを付けたいわけじゃなくてね。

すっごく気に入っているから
これからもお気に入りのレジンしおりとして
使ったり飾ったりするつもり

でも、気に入って買ったからこそ
使ってみてガッカリするポイントがあると

ものすご~くショックに感じちゃうんだよ
ってこと。

 

作品の進歩とかレベルアップにばかり
目がいってしまうせいで

お客さんがガッカリするようなことしてない?

もったいない、を発生させてない?

 

あなたは大丈夫??

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あなたの作品を選んでくれた人をどこまでも喜ばせる

ほんとに細かい部分の話だけど
作家にとってはたくさん作るものの
1つかもしれないけど

お客さんにとっては
悩んで迎えた大事な1つだからね。

お家に迎えたら、じっくり眺めるし
裏やら、端っこやらじっくり
じっくり見たくなるもの。

だからあなたには、できれば
細部までこだわってほしいなって
ちょっと感じたよ、ということ。

せっかく作品そのものは可愛くて
お気に入りになってくれたのに

そのちょっとした部分が
マイナスポイントになっちゃって
あなた自身の評価を
下げちゃうことになるからね。

せっかく手に取ってもらえたのなら
最後までしっかり満足してもらう気持ちを

どうか忘れないでね。

小さな気配りがされてない作家さんと
こんなの誰も気づかないでしょ!ってトコロまで
気を配って作品作りしている作家さん。

似たような作品であったら
あなたが選ぶのはどっちかな?

納品先やオーダーが増えて
たくさん作らないといけなくなったら
もちろん管理も大変になる。

1つ1つにかける時間っていうのも
短縮していかないといけないかも
しれない。

でも、こういう気持ちは
ずっと忘れずに持っておいてね。

たくさん作った1つでも
買ってくれた人にとっては
あなたそのものの分身みたいなものだからね。

 

ハンドメイド部
部長 カオ

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